年会:2024年5月9日(木)・チュートリアル:10日(金)午前
ハイブリッド開催(現地+Zoom)
現地会場:九州大学医学部 百年講堂
2024年度応用統計学会年会を下記の要領で開催します.今年も感染状況を踏まえまして,現地およびオンラインでのハイブリッド開催とすることと致しました.一般講演の募集に加えて,ポスターセッションでの発表も広く募集します.また本年度も学生による一般講演において表彰いたします.会員のみなさまの積極的なご参加をお願い致します.
会員種別 | 年会 | チュートリアル |
---|---|---|
本学会員 | 4,000円 | 2,000円 |
日本計量生物学会員 | 4,000円 | 2,000円 |
非会員 | 6,000円 | 4,000円 |
学生 (会員,非会員とも) | 1,500円 | 1,000円 |
※ 参加登録および支払いが完了された方は,年会前日より特設ポータルサイト内にてZoom のURLの確認および予稿集PDFのダウンロードが可能になります.別途費用がかかりますが,紙媒体の予稿集が必要な場合には申し込み時にお申し出ください.申込みは4月26日(金)までに事前登録及びお支払いをお願いいたします.それ以降のお申し込みは講演日以降に講演集が届きます.
銀行振込先やオンラインクレジットカード決済については申込完了後のポータルにて掲示いたします。支払いが確認できた方には、順次メールにて領収書をお送りします。銀行振込期限以降のお支払いはオンラインクレジット決済に限らせていただきます。
※非会員の方が参加申込受付時に学会へ入会いただく場合は、会員参加として受付をします。入会については応用統計学会HP(https://www.applstat.gr.jp/admission/)をご覧ください。
日時:2024年5月9日(木)
① 室谷健太(久留米大学)「がん臨床研究を応用統計学で深めるために~マルチステートモデルの活用~」
② 首藤信通(神戸薬科大学)「欠測データに基づく検定統計量のBartlett修正について」
参加登録後の参加者用ポータルよりお申し込みください。お支払前でも発表申し込みが可能です。
発表申し込み時に、一般講演またはポスター発表のどちらをご希望されるかお申し出ください。
なお、今年度もポスター発表に加え,学生による一般講演においても表彰を行うこととなりました(下記参照)。各賞の詳細については応用統計学会HPをご覧ください。
ポスターセッションでの講演は,応用統計学会 優秀ポスター発表賞の表彰対象となります.発表者が発表時に35歳以下で応用統計学会の会員であることが条件です.ただし,現在非会員であっても,発表当日までに入会手続きを済ませた方も対象となります.優秀ポスター発表賞へのエントリーを希望する方は,講演申込時にその旨選択してください.
学生が登壇者となって行う一般講演(口頭発表)は,応用統計学会 最優秀発表賞・優秀発表賞の表彰対象となります.発表時に応用統計学会の学生会員または学生の身分を有する正会員であることが条件です.ただし,現在非会員であっても,発表当日までに入会手続きを済ませた方も対象となります.最優秀発表賞・優秀発表賞へのエントリーを希望する方は,講演申込時にその旨選択してください.
発表申し込み締切:2024年3月15日(金)
予稿原稿締切:2024年4月5日(金)
日時:2024年5月10日(金)午前
テーマ:高次元データに対するモデル選択
内容:
興味のある変数に関連するいくつかの変数を選択することを目的としたモデル選択は,古くから統計解析における主要なテーマとして研究されてきた.特に,近年の高次元データ解析においては,一部の変数のみが特定の変数に影響を与えるという,スパース性が仮定されることがしばしばある.遺伝情報学や生命科学など,スパース性の仮定が自然であろうと考えられる分野は多く,スパース性に基づくモデル選択は理論・応用の両面においてますます重要となっている.本チュートリアルでは,高次元データに対しても適用可能な方法として,まず,Lasso (R. Tibshirani, 1996)に代表されるスパース正則化法に基づくモデル選択について説明する.次に,周辺モデルに基づくモデル選択手法であるスクリーニング(Fan & Lv, 2008)とその拡張について,適用事例とともにそれらの特徴や理論的性質を解説する.
※ チュートリアルセミナーは日本計量生物学会との合同主催で実施され,年会は日本計量生物学会の後援で行われます.