2023年度応用統計学会年会・チュートリアル

2023年4月22日(土)
ハイブリッド開催(現地+Zoom)

主催:応用統計学会
申し込みはこちら

お知らせ

  • 2/18: Webページを公開しました
  • 3/23: プログラムを公開しました(4/3更新)

ご案内

2023年度応用統計学会年会を下記の要領で開催します.今年も感染状況を踏まえまして,現地およびオンラインでのハイブリッド開催とすることと致しました.一般講演の募集に加えて,ポスターセッションでの発表も広く募集します.また本年度も学生による一般講演において表彰いたします.会員のみなさまの積極的なご参加をお願い致します.

スケジュール

発表申し込み:
2023/2/18(土) - 3/17(金)
予稿原稿締切:
2023/3/31(金)
参加申し込み:
2023/2/18(土) - 4/22(土)
チュートリアル:
2023/4/21(金) 午後
年会:
2023/4/22(土)

開催形式

ハイブリッド開催(現地開催+ライブ配信)(予定)

現地会場

現地会場:北海道大学 学術交流会館講堂
https://www.hokudai.ac.jp/bureau/property/s01/access/

参加申し込み期間

2023/2/18(土) - 4/22(土)

定員

現地参加150人,Zoom Webinar1000人
定員に達した場合には,締め切り以前に申し込み受付を終了します.

申込方法・参加方法

「参加登録」より申し込みを行って下さい。申込完了後ポータル上でお支払いや各種帳票出力が可能です。支払済みの方は、年会前日より特設ポータルサイト内にて Zoom の URL の確認および予稿集 PDF のダウンロードが可能になります。詳細は、前日までにメールでご案内します。オンラインでのセッション参加はポータルサイト内に提示した URL から入室してください。当日はQRコード付きの受付票をご提示ください。また現地支払いを行わない予定です。当日に申し込まれる方も本ポータルサイトからの参加登録を行ってください。

参加費

会員種別年会チュートリアル
本学会員3,000円2,000円
日本計量生物学会員3,000円2,000円
非会員5,000円4,000円
学生
(会員,非会員とも)
1,000円1,000円

※ 参加登録および支払いが完了された方は,年会前日より特設ポータルサイト内にてZoom のURLの確認および予稿集PDFのダウンロードが可能になります.別途費用がかかりますが,紙媒体の予稿集が必要な場合には申し込み時にお申し出ください.申込みは3月24日(金)までに事前登録及びお支払いをお願いいたします.それ以降のお申し込みは講演日以降に講演集が届きます.

お支払い方法

  • 銀行振込(4月7日(金)まで)
  • オンラインクレジット決済
    (JCB, VISA, MASTER, AMEXが利用可能です)

銀行振込先やオンラインクレジットカード決済については申込完了後のポータルにて掲示いたします。支払いが確認できた方には、順次メールにて領収書をお送りします。銀行振込期限以降のお支払いはオンラインクレジット決済に限らせていただきます。

キャンセルポリシー

参加費のご入金後はキャンセルや返金はできかねますのでご了承ください.特に重複してお支払いをしませんようお願いいたします.(複数回の申込みと支払い,チュートリアルを日本計量生物学会でも申し込むなど)

※非会員の方が参加申込受付時に学会へ入会いただく場合は、会員参加として受付をします。入会については応用統計学会HP(https://www.applstat.gr.jp/admission/)をご覧ください。

申し込みはこちら
一般講演の申込みは参加申込み後にポータルサイト上で行います(お支払い前に講演申し込みが可能です。)

チュートリアル

日時:2023年4月21日(金)午後
テーマ:統計的因果推論の基本と応用

内容:
現代的な統計学における因果推論は,1980年代にDonald Rubinによって提唱された潜在的結果変数の枠組みを基礎として,この40年ほどで大きく発展してきた.特に,2021年には「因果関係の分析に対する方法論的な貢献に対して」,Joshua AngristとGuido Imbensがノーベル経済学賞を受賞した.このように,統計的因果推論は,近年,世界的にさまざまな分野で注目されている.本講演では,統計的因果推論の基本的な考え方と応用的な技術を扱う.

前半では,統計的因果推論の考え方に焦点を当てて,欠測データの問題としての潜在的結果変数の枠組みによる因果推論の考え方を紹介する.操作なくして因果なしとはどういう意味か,推定対象とする因果効果とは何か,といった基本的な事項を扱う.

後半では,統計的因果推論の技術に焦点を当てる.Rosenbaum and Rubin (1983)により提案された傾向スコアは,統計的因果推論でよく用いられる技術である.復元と非復元のマッチング,マッチングによる推定量,マッチング後の標準誤差の計算方法,傾向スコアをマッチングに使うべきでないというKing and Nielsen (2019)の指摘など,傾向スコアマッチングに関する注意事項も議論する.また,AngristとImbensの得意とする操作変数法と回帰不連続デザインについて,概要と重要なポイントにも触れる予定である.特に,回帰不連続デザインは,ここ数年で急速に発展している.うまく使うことができれば,最も実験研究に近い疑似実験デザインとも言われていることから,さまざまな応用分野における実証研究で活用されることが期待される.後半で扱う技術については,実際に統計環境Rで実行するデモも含めて,実践的な話題も提供する.

講師・内容(予定):
  • 高橋 将宜(長崎大学情報データ科学部)

2023年度応用統計学会年会

日時:2023年4月22日(土)

特別講演

① 菅澤翔之助(慶應義塾大学)「ベイズ的予測統合の理論と応用」
② 魚住龍史(東京工業大学)「医療の進歩に伴う生存時間解析の発展」

一般講演の申し込み

参加登録後の参加者用ポータルよりお申し込みください。お支払前でも発表申し込みが可能です。
発表申し込み時に、一般講演またはポスター発表のどちらをご希望されるかお申し出ください。
なお、今年度もポスター発表に加え,学生による一般講演においても表彰を行うこととなりました(下記参照)。各賞の詳細については応用統計学会HPをご覧ください。

優秀ポスター発表賞について

ポスターセッションでの講演は,応用統計学会 優秀ポスター発表賞の表彰対象となります.発表者が発表時に35歳以下で応用統計学会の会員であることが条件です.ただし,現在非会員であっても,発表当日までに入会手続きを済ませた方も対象となります.優秀ポスター発表賞へのエントリーを希望する方は,講演申込時にその旨選択してください.

最優秀発表賞・優秀発表賞について

学生が登壇者となって行う一般講演(口頭発表)は,応用統計学会 最優秀発表賞・優秀発表賞の表彰対象となります.発表時に応用統計学会の学生会員または学生の身分を有する正会員であることが条件です.ただし,現在非会員であっても,発表当日までに入会手続きを済ませた方も対象となります.最優秀発表賞・優秀発表賞へのエントリーを希望する方は,講演申込時にその旨選択してください.

発表申し込み締切:2023年3月17日(金)
予稿原稿締切:2023年3月31日(金)

一般講演の申込みは参加申込み後にポータルサイト上で行います。先に参加登録をお済ませください。(講演申し込み時にはお支払いを完了する必要はありません。)

その他

# その他のご案内

  • 1) 年会当日に応用統計学会総会をハイブリッド(現地+オンライン)にて開催します.
  • 2) 同会場(+オンライン)にて日本計量生物学会年会(4月20日(木)~21日(金))が予定されております.
  • (3) チュートリアルセミナーは4月21日(金)午後に開催されます。

※ チュートリアルセミナーは日本計量生物学会との合同主催で実施され,年会は日本計量生物学会の後援で行われます.