2021年5月15日(土)
オンライン開催(Zoom)
2021年度応用統計学会年会を下記の要領で開催します。2020年度はコロナウイルス拡大の影響で中止せざるを得ませんでしたが、2021年度年会は感染状況を踏まえまして、全面オンラインで開催することになりました。一般講演の募集に加えて、ポスターセッションでの発表も広く募集します。また本年度から学生による一般講演においても表彰することになりました。会員のみなさまの積極的なご参加をお願い致します。
会員種別 | 年会 | チュートリアル |
---|---|---|
本学会員 | 3,000円 | 2,000円 |
日本計量生物学会員 | 3,000円 | 2,000円 |
非会員 | 5,000円 | 4,000円 |
学生 (会員,非会員とも) | 1,000円 | 1,000円 |
※非会員の方が参加申込受付時に学会へ入会いただく場合は、会員参加として受付をします。入会については応用統計学会HP(http://www.applstat.gr.jp/member/admission.html)をご覧ください。
日時:2021年5月14日(金)午後
テーマ:因果探索
内容:機械学習と因果推論はそれぞれ盛んに研究され大きく発展してきている。さらに境界領域の研究や人的交流も活発になってきている。例えば、機械学習を用いて因果推論における因果効果をより適切に推定したり、因果推論を用いて機械学習の予測精度や解釈可能性、公平性を向上させたりする研究が行われている。いずれの場合にも、はじめに変数の因果構造を特定しておく必要がある。因果探索は、変数の因果構造を表す因果グラフをデータから推測するための方法論である。因果探索は、Judea Pearl (2019, The seven tools of causal inference with reflections on machine learning, Communications of the ACM) においても7つ道具の1つとして紹介されている。本チュートリアルでは、因果探索のフレームワークや主な方法、適用事例について、3名の講師により解説を行う。特に線形性と非ガウス連続性を仮定する LiNGAM モデルとその拡張 (https://sites.google.com/site/sshimizu06/lingam) について解説する。
① 矢島美寛(東北大学)「時空間統計解析の現状と将来への展望」
② 瀬谷創(神戸大学)「不動産賃料予測を例にした空間統計と機械学習の比較分析」
参加登録後の参加者用ポータルよりお申し込みください。
発表申し込み時に、一般講演またはポスター発表のどちらをご希望されるかお申し出ください。
なお、今年度よりポスター発表に加え、学生による一般講演においても表彰を行うこととなりました(下記参照)。各賞の詳細については応用統計学会HPをご覧ください。
ポスターセッションでの講演は、応用統計学会 優秀ポスター発表賞の表彰対象となります。発表者が発表時に35歳以下で応用統計学会の会員であることが条件です。ただし、現在非会員であっても、発表当日までに入会手続きを済ませた方も対象となります。優秀ポスター発表賞へのエントリーを希望する方は、講演申込時にその旨選択してください.
学生が登壇者となって行う一般講演(口頭発表)は、応用統計学会 最優秀発表賞・優秀発表賞の表彰対象となります。発表時に応用統計学会の学生会員または学生の身分を有する正会員であることが条件です。ただし,現在非会員であっても、発表当日までに入会手続きを済ませた方も対象となります。最優秀発表賞・優秀発表賞へのエントリーを希望する方は。講演申込時にその旨選択してください.
発表申し込み締切:2021年4月12日(月)
予稿原稿締切:2021年4月23日(金)
※ チュートリアルセミナーは日本計量生物学会との合同主催で実施され,事前登録制を原則としております。年会は日本計量生物学会の後援で行われます。